研究室

生命科の研究室について~入学前に知っておくとつらい思いせずに済むかも~

こんにちは!中央大学理工学部生命科学科のブログへようこそ!

「大学で何を学ぶか」と同じくらい、「どんな研究をするか」は将来を考える上でとっても重要ですよね。特に私たちの学科では、3年生の秋から研究室に配属され、いよいよ本格的な研究がスタートします。

今回は、皆さんが4年間を過ごすことになる研究室への配属が、どのような流れとルールで決まるのかを先輩たちの事例に基づいてご紹介します!🎓✨

まず、中央大学理工学部生命科学科(2025時点)研究室について簡単に説明します!

1.上村研究室(2025年で終了)

細胞運動の制御機構に関する研究(微小管の構造変化、バフンウニ精子の遊泳運動など)

ちなみに、上村教授は本当にダンディです!

2.箕浦研究室

細胞骨格と、それらが担う形態形成や細胞運動について研究

箕浦教授は面倒見がとても良いことで有名です!私自身、担当されている実験でもそれは本当に感じました!

3.村上研究室

分裂酵母を用いて細胞周期,分化,遺伝子発現と減数分裂の仕組みを明らかにする(http://www.bio.chuo-u.ac.jp/murakami/research.htmlより引用)

4.諏訪研究室:微生物生態学研究室

窒素循環の研究や、微生物の多様性とその機能を明らかにするための研究

諏訪先生は熱血で、本当に人間味あふれる温かい教授です!

5.福井研究室:

主にイモリの再生能力に関する研究

福井先生はユーモアにあふれる先生です!授業でもたまにアニメキャラの物まねをしたり、ガンダムの話をされていたりします。

また、この研究室は院進が多いイメージです。

6.浅井研究室

主に光合成や電子移動、分子進化に関する研究

浅井先生はとても人格者であることが伝わってきます。生命科学科では2年時に面談が教授とあるのですが、本当にそれが伝わってきました。アカデミアに携わる人間として本当にふさわしい人だと思います。(その分担当の実験は厳しい(´;ω;`))私としては、生命科学科教授陣の中で一番の推しです。

7.徳山研究室

主に、動物のふるまいや社会のありかたの 解明を目指し、行動の適応的意義や社会の進化について考察する

生命科学科は、2年時の夏休みに希望者は合宿に行けるのですが、その時の担当教授が徳山先生でした。サルの行動を観察するというのがその合宿のテーマなのですが、本当にサルが好きということがひしひしと伝わってきました。また、ノリもよくびっくりしました(笑)

また、この研究室に入った場合、4年時には基本実験は行わず、自分で決めた動物について1年間動物園等に通い詰めて行動を観察します。

8.岩舘研究室

バイオインフォマティクスという、情報技術を用いてタンパク質と医薬品の相性を計算したり(インシリコ作用)する分野について研究を行っています。

岩舘先生は本当に話が面白いです!一見すると話しかけにくいですが、実際は全然そんなことありません!でも、やはり大学教員をやっているだけあって頭は本当にいいんだなあと常に感じています。(特に岩舘先生は何かすごいものを感じる)

この研究室も、卒研時は主にPCを扱うので実験はしません。

📅 ステップ1:研究室希望調査の実施

まず、大学の学習支援システム(manaba)を通じて、全学生を対象とした希望調査が行われます。

  1. 第1希望から第3希望まで、行きたい研究室の名前を提出します。
  2. 特に第1希望については、「なぜその研究室を選んだのか」という簡単な志望理由も記入が求められます。
  3. 事前に研究室見学教員とのコンタクトを取った場合は、その履歴を記入する欄もあります。

⚠️ 重要なお知らせ

志望調査には提出締切が設けられています。期限までに自分の興味と希望をしっかりまとめておく必要があります。


📊 ステップ2:第1希望の状況公開と変更

希望調査の締め切り後、全学生の第1希望の状況が一覧で公開されます。

各学生はこの全体状況を見て、第1回掲示期間中に限り、manaba上で希望を変更することができます。人気が集中している研究室の状況を確認し、再検討する機会が設けられています。


🎯 ステップ3:配属先の決定方法

希望調査の結果と、第1回掲示期間中の変更が反映された後、最終的な配属が以下のルールに基づいて決定されます。

1. 第1希望者が定員内の場合

  • 第1希望者がその研究室の定員と同数か、少なければ、そのまま配属が決定します!

2. 第1希望者が定員を超えてしまった場合 (人気が集中した場合)

残念ながら、人気が集中してしまった研究室については、以下の選考が行われます。

  • 定員の半数は、「全履修科目のGPA(成績)総和」の上位順に決定します。日頃の努力が報われる公平な基準です。
  • 残りの枠については、選考対象の学生と、担当の先生方(取りまとめ教員、研究室教員)が話し合いなどを通じて決定します。研究への熱意や、研究室とのマッチングが重視されます。

選考に漏れてしまった場合の措置:

  • 選考に漏れた学生は、この時点で定員に空きがある研究室の中から、改めて第2希望を申し出ることができます。(この時の第2希望は、最初の希望調査で書いた第2希望とは別の研究室でも構いません。)

💡 受験生の皆さんへ:今からできること

私たちの学科の配属プロセスは、皆さんが意欲的に研究に取り組めるよう、公平性再検討の機会を重視しています。

受験生の皆さんは、今から「この学科で何を学びたいか」「どんな分野に興味があるか」を具体的にイメージしてみてください。それが、入学後の日々の学習へのモチベーションになり、そして将来の夢の研究室への切符にもつながります!

学科紹介パンフレットやWebサイトで、先輩たちがどんな研究をしているのか、ぜひチェックしてみてくださいね!

中央大学理工学部生命科学科で、皆さんと一緒に研究できる日を楽しみにしています!

Posted by Karatan
Category: 研究室