後楽園生昼飯の流儀：第5回『カレー花一』で出会う、600円の破格ロースカツカレー

後楽園キャンパスでの研究や講義の合間、少し気分を変えて九段下方面へ。駅から徒歩7〜8分、静かな場所に佇むのが今回のお目当て「カレー花一」です。

ここは、節約したいけれどガッツリ食べたい学生やビジネスマンにとって、まさに「救世主」のような一軒。

店内に入るとすぐに券売機があるのですが、まずその安さに驚かされます。今回選んだのは「ロースカツカレー」。お値段なんと600円。

カウンター席に座り、店員さんに食券を渡してからわずか3分ほどで料理が登場。この圧倒的なスピード感は、午後の講義が詰まっている時や、効率よくランチを済ませたい後楽園生にとって最高の「流儀」と言えます。

程よい大きさの器に、カツが乗ったカレーライスと福神漬け。そのシンプルさが潔い。

ルーの味わい：日本人が誰しも「これこれ！」となる、旨味たっぷりの優しい味。辛さは控えめなので、誰でも安心して食べられる王道のカレーです。
ロースカツの満足感：カツは分厚すぎるわけではありませんが、この価格を考えれば十分なサイズ感。ルーをしっかり馴染ませてご飯とかき込む瞬間は至福です。
味変の楽しみ：半分はそのまま、もう半分は卓上のソースをカツにかけて「カツライス風」に。二通りの味を楽しめるのが自分流のこだわり。福神漬けのポリポリとした食感が良いアクセントになります。

正直、駅から少し距離はありますが、このボリュームとクオリティで600円はまさに破格。メニューは少数精鋭ですが、定番のカレーとしての完成度は特筆すべきものがあります。

欲を言えば、辛さを調整できるスパイスや、サラダなどの野菜メニューがプラスできればさらに完璧ですが、この「潔いスタイル」こそが花一の魅力。

お得に美味しく、王道のカレーでエネルギーをチャージしたい時には、間違いなくここが正解。

いやー、大満足！ごちそうさまでした！！

店名：カレー花一

交通手段：JR水道橋駅西口徒歩5〜6分

九段下駅から453m

営業時間：月・火・水・木・金

後楽園生昼飯の流儀：第5回『カレー 花一』で出会う、600円の破格ロースカツカレー